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現在、カンホアの塩【石臼挽き】500g(1月13日欠品)と、【石臼挽き】150g(3月8日欠品)が欠品しています。現在の生産地カンホアの状況と再開の目途を含めた最新情報をこのページにてお伝えします。(最新更新日:2023年3月17日)
1月から2月は、なかなか天気が安定せず、ある程度は海水を濃縮出来ても、カンホアの塩の収穫までは辿り着けませんでした。しかし3月に入ってやや天気が安定し始め、2回の収穫がありました。ただ、現在欠品中の【石臼挽き】500g及び150gを再開出来る目途が立つまでには、至ってません。これまでは通常、4月からの2〜3ヶ月は、最も天気の安定と気温上昇が著しい収穫の最盛期だったので、今後の天気に期待しています。次の情報発信は、4月中旬を予定しています。そのとき、いい報告が出来るといいのですが・・・・。(記・下条剛史)
【石臼挽き】500gに続き、150gも欠品になりました。ご迷惑をおかけし、すみません。
1月は不安定だった天気も、徐々にですが、2月に入って安定し始めました。カンホアの塩の製造工程で、ある程度濃くなった海水(濃度約15%)を、タイル(黒色)貼りしてある専用の塩田(結晶池)に移す工程があります。(下記ページ参照)
Step 3.濃度15%の海水を最後の塩田(結晶池)に移す・・・・これで結晶を待ちます
ようやく明日(2月15日)、今年初めてこの工程に辿り着きそうです。
ただ、現在日中は30℃ぐらいになるものの、まだ早朝の気温は20℃前後と、夜間も含め、まだ気温が低いため、海水の濃縮は、非常にゆっくりです。この気温は日本ですと、すでに夏のようですが、熱帯気候のベトナム・カンホアは違います。この時期、現地の人たちには「寒い」とさえ言われ、ジャンパーを羽織る人も珍しくありません。
例えば、薪ストーブや焚き火を焚くとき、最初おき火が出来る前までは、燃えに勢いがなく、なかなか温度が上がりませんね。でも、いったん「おき火」が出来ると全体の温度が上がり、勢いよく燃え始めます。現時点での、ベトナム・カンホアは言わば、まだ「おき火」が出来ていない状態です。今後、地面の温度を含めた気温の上昇によって、「おき火」が出来た状態になると、海水の濃縮に勢いがつき、天日塩の収穫にも勢いがついてきます。
今後さらなる天気の安定と、気温の上昇を祈っています。
次回の情報発信は、3月中旬頃を予定しています。(記・下条剛史)
カンホアの塩の生産地、ベトナム・カンホアは、乾期と雨期、2シーズンの熱帯性気候です。概ねですが毎年、乾期は1月から8月、雨期は9月から12月で、その乾期に集中して天日で塩を作っています。しかし、2022年の乾期は、例年と異なり雨が多く、収穫量が極端に少なくなってしまいました。(例年の半分以下) そのため、需要に追いつくことが出来なくなり、この【石臼挽き】500gの欠品という事態になってしまいました。誠に申し訳ありません。異常気象と言われ久しいですが、ベトナム・カンホアもその影響があるのかも知れません。(記・下条剛史)
例年ならば、1月頃から乾期なのですが、1月中旬の現在のところ、まだ雨が多く天気の様子をみているところです。海水がカンホアの塩という商品になるまで、首尾よくいった場合でも、4〜5ヶ月はかかります。それが海を渡り日本に届きます。したがって、今年収穫分の【石臼挽き】500gの出荷再開を、夏頃に出来る『可能性』はあるものの、それも自然現象である天気次第ということゆえ、今は確かなことではありません。次の情報発信は、2月中旬頃を予定しています。(記・下条剛史)