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周辺環境と立地条件

ベトナム政府に守られた塩田地帯

下の図の「上の写真」の方向で撮った写真
左手が湾の奥になり、水門(採水口)がある

カンホアの省都ニャチャンから、北に50〜60kmのところにあるホンコイ村。ここに天日塩田が広がっています。だいたい東京ドーム10個分ぐらいの面積です。ここでは、主にベトナム国内向けの塩が作られています。カンホアの塩の専用塩田は、この中の一部を間借りするようにあります。そして海水の取水口は共通。ベトナムの人たちにとって大事な塩の産地ですから、この周辺は政府によって、汚染されないように規制されており、生活排水など入り込まないようになっています。また、塩田の入り口には一日中門番がいます。

「ここしかない」というロケーション

上の図の「ビーチ」が、このサイトで「カンホアの塩
専用天日塩田近くのビーチ」の写真になります

塩作りをする場所として、きれいな海は最低条件ですが、適した場所となると、それだけでは不十分です。右の図は、ホンコイ村にある天日塩田地帯の概略図です。海に突き出た半島の湾の中のそのまた小さな湾の奥に、塩田への採水口(水門)があり、そこから天日塩田が広がっています。つまり、ここの天日塩田は入り組んだ半島を防波堤として、高波などから守られているのです。また、この天日塩田地帯は、元々干潟だったところなので、海面と地面との高低差が少なく、しかも平らで広い土地。天日塩田には最適です。今でもその干潟の一部は残っており、小エビや小魚、牡蠣も捕れます。海岸線の長いベトナムと言えど、なかなかこうした立地条件のところはありません。さらに、大きな町や川から十分に離れていて、気候も最適。カンホアのホンコイ村は「ここしかない」というロケーションです。

カンホアの暮らし

ここで少しですが、カンホアの人々の暮らしをかいま見れる写真を紹介したいと思います。

左の写真にある一寸法師が乗るようなお椀型の船は、この地域独特のもの。主に、沖に停泊する漁船と浜の間を行き来して、捕った魚や人を運びます。観光用ではありません。今も現役バリバリです。スピードは流線型の船に劣りはしますが、いつでも360℃どの方向へも進めるので、小回りが非常に利きます。しかし、漕ぐには熟練が必要です。一度漕がせてもらったことがありますが、ちっとも思った方向に進みませんでした。定員は4人ぐらいまで。遠浅の砂浜には欠かせない手こぎ船です。

右の2つの写真は、ホンコイ村にある典型的な昔ながらの家と新しい家。昔ながらの家は土壁なので、涼しさではコッチですね。でも最近はずいぶん少なくなってきました。また新しい家の壁の色は水色か薄い黄色が定番です。一度その理由を尋ねたところ、「だって、涼しそうだから」。どちらも家の中へは靴を脱いであがります。