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参考編(天日塩ワークショップ)

天日仕上げ版カンホアの塩【結晶のまま】ができましたね。ホームメイドの塩の味はまた格別でしょう。カンホアの塩の場合は、この後、これを石臼で挽いて【石臼挽き】、さらに石窯で焼いて【石窯 焼き塩】となります。どちらも一般的には難しいので、ここではそれに近い方法をとって、細かい塩や焼いた塩を作る説明をしてみたいと思います。

細かくする(挽く)・・・【石臼挽き】のようにする

普通のすり鉢で十分挽けます

結晶の粒を細かくしたいときは、すり鉢や乳鉢で挽きましょう。結晶の粒は岩塩と違い、指先でも砕ける程の硬さ(柔らかさ)。ソルトミルなどを使わなくても、軽ーく粒をコツコツすれば簡単にお好みのサイズにすることができます。結晶の粒の内部に水分が残っていると湿気気味の塩になります。細かくした後でも、湿気が気になったら、天日で干すか、下記のように焼くかすればパラパラします。

焼く(煎る)・・・【石窯 焼き塩】のようにする

煎るときは換気に気をつけて

【石窯 焼き塩】は文字通り石窯にて高温(約600℃)で焼いているので、それと同じにはなりませんが、フライパンやホウロクで煎ってサラサラにすることはできます。600℃で焼く意味・詳細については下記の、カンホアの塩が『石窯』焼き塩のワケをご覧ください。

さて、フライパンで煎る際は、必ず注意しなければならないことがあります。塩を加熱すると塩素のガスが発生します。屋外で行うか、室内の場合は換気をしっかりするなど、十分に注意してください。

また、普段お使いのフライパンは概して微妙に油などが残っているものです。フッ素樹脂加工のものを含め、見た目はきれいでも、残っていると焼いたときそれが塩に移ります。しっかりきれいにしてから煎ってください。

それから、焼く塩は、結晶の大きな粒をいったん細かくして(挽いて)からがいいでしょう。粒の大きいままの結晶を煎ると、水分が飛びにくいし、粒内部の水分でパチンとはじけることがあります。火傷にも注意してください。そして、焼き終わったら、密封できる容器に入れた方がサラサラさが長持ちします。

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