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カンホアの塩専用塩田での収穫風景
海水は多種多様の成分(無機質)を含んでいるため、その味はいたって複雑です。海水をなめると、単に塩辛いだけではなく、何とも言えぬ味がするのはそのため。カンホアの塩は、独自の天日製法によって、海水の様々な成分を『全体的に』取り込むことで、『海のような、深く豊かな味わい』を作り上げています。
カンホアの塩の味を作っているのは、ナトリウムだけでなく、マグネシウム・カルシウム・カリウムを始めとした海水の様々な成分です。それらをこの専用の塩田で調えながらカンホアの塩は作られています。
例えば、その味の中に、ほのかな甘みと独特のうま味があります。「甘み・うま味」とはいうものの、海水には糖分やうま味成分はありません。それらは海水の様々な成分の様々な味が(複合的に)織りなされることで、醸し出されています。そしてそれが料理・素材の味を包み込むように引き立てます。
カンホアの塩は、【結晶のまま】、【石臼挽き】、【石窯 焼き塩】の3種類があります。詳しくは、商品案内一覧のページをご覧ください。
海水は地球上どこでも同じ。
参考FAQ:海水は、地球上の地域によって成分や味が違いますか? また、その違いは塩の味に影響しますか?
すなわち ・・・・ 塩の違いは「製法」にあります。ただし、広く塩の原料は、海水だけではありません。塩やニガリも使われることがあります。その塩やニガリは、海水とは違うものですから、原料の違いも、塩の違いになります。つまり、塩の違いは「原料」と「製法」によるとなります。カンホアの塩ならではの味を生み出す「原料」と「製法」です。
1.原料は海水100%
きれいなベトナム・カンホアの海水だけが原料です。海水を濃縮して得られる様々な成分だけで調えられた味の塩です。
2.天日だけで作る塩
海水から完成までおよそ2〜3ヶ月。人工的な加熱をせず、天日だけでゆっくりと塩を結晶させます。太陽光エネルギーと自然風だけで作った天日塩。また収穫後も天日に干して乾かしています。
3.独自の天日製法
カンホアの塩独特の深く豊かな味わいは、天日製法といっても独自の方法だから。海水全体の様々な成分の様々な味を、(複合的に)織りなすことで、まるで海のような、深く豊かな味を作り出しています。
この章「カンホアの塩とは?」では、カンホアの塩の特徴を説明していますが、「いろいろな塩の違いとは?」の章とあわせてご覧頂くと、他の塩との違いも分かります。
商品案内一覧・・・・3種類のカンホアの塩の詳細説明や各用途、業務用のご案内など
「カンホアの塩」のコンセプト・・・・カンホアの塩が目指すおいしさとそこに至るまでの経緯
生産地カンホアについて・・・・ベトナム・カンホアの気候、塩作りの歴史、周辺環境など
「カンホアの塩」の天日製法・・・・海水がカンホアの塩になるまでの、その実際
流通と現地スタッフ・・・・トレーサビリティと現地スタッフの紹介
作ってみよう、カンホアの塩・・・・日本で作る、ホームメイド天日塩のワークショップ
正統派・梅干しレシピ・・・・「梅・塩・シソ」だけが原料の正統派の梅干しのレシピ
自家製・味噌レシピ・・・・好みの材料で手作りする手前味噌、意外と簡単